無痛インプラント手術とは？
他の歯科医院で、「痛い麻酔」をされた経験はありますか？
あいうら歯科医院では、無痛手術をめざしています。
多少時間はかかってしまうかもしれませんが、あらゆる患者さんが少しでも痛くないよう細部まで気を配っています。
「痛い麻酔」というのは、短時間に多くの患者をこなすために効率を考えて表面麻酔をはぶいたり、麻酔の注入速度を早くしているのかもしれませんね。
無痛インプラント手術の行程
- 塗る麻酔、表面麻酔で麻酔針の痛みをなくす
- 刺入箇所の配慮
- 細い針で痛みを軽減
- 注射液を温める
- 電動注射器でゆっくり注入
- 場合によっては、不安をとりのぞく効果のある内服薬を処方
1.塗る麻酔、表面麻酔で麻酔針の痛みをなくす
麻酔の注射の痛みを和らげるために、麻酔の注射の前に「塗る麻酔（＝表面麻酔）」を歯ぐきに塗り、麻酔が効いたのをきちんと確認してから麻酔を刺入します。
2.刺入箇所の配慮
表面麻酔をしてほとんど無痛になっているのですが、更に痛みの出にくい場所を選びます。
歯ぐきではなく血管をさけた粘膜に針を刺します。
血管に刺してしまいますと、血管には神経が近接していますので痛い上に注射液が血管にもれて効果がうすれてしまいます。
3.細い針で痛みを軽減
注射針にもいろいろ種類があります。針の細さは「ゲージ」という単位で表示され、数値が高いほど細い針です。
現在は30ゲージ、さらに31ゲージという細い針が発売されています。
痛点を避けるという観点からいって細い針であればあるほど痛みは感じにくくなります。
もちろん針は使い捨てですのでご安心ください。
4.注射液を温める
注射液を体温と同程度に温めておきます。
冬は注射液の温度も下がってきます。すると注射液と体温の温度差で痛みが起こる事があるのです。
大きな効果はないかもしれませんが、少しでも患者さんが痛くないようにと思い行っております。
5.電動注射器でゆっくり注入
注射をすると、そこの部位の圧力が高まるため痛みを感じます。
圧力をかけずに時間をかけてゆっくり少しずつ注入すれば、徐々に麻酔が効きはじめるのでさらに痛みが和らぎます。
あいうら歯科医院では、「痛くない局所麻酔」のために開発された電動注射器を導入しているので、
ゆっくり一定の速さで注入することができ、麻酔による痛みの心配がありません。
6.不安をとりのぞく効果のある内服薬を処方
それでも手術が不安な方は、不安をとりのぞく効果のある内服薬を処方いたします。
おだやかに効く、飲み薬です。不安を軽減してくれるので安心して手術を受けられます。
※土曜午後は14:30〜17:00まで