インフォームドコンセント:「説明」と「同意」
インフォームド・コンセントとは(英語:informed consent)
…治療の内容についてよく説明を受け理解した上で (informed) 方針に合意する (consent) こと
インフォームド・コンセントの必要性
インフォームド・コンセントの必要性については、いくつか理由が挙げられます。
まず第一に、インフォームド・コンセントというものは、「患者さまには知る権利がある」という理念にもとづくものであり、インフォームド・コンセントがしっかりなされるなら、患者様は、自分の意志で、医療行為の内容をよく知った上で、自分の病気を治療していくことができます。
いわば、「治療される対象」から、「体を治していく主人公」へと変わることができるということです。
インフォームド・コンセントが必要な、本当の理由
上記のように、「患者様の知る権利」という本来の目的もとても大切なことなのですが、あいうら歯科医院がインフォームド・コンセントをモットーとしている一番の理由は、別にあります。
それは、患者様に前向きな気持ちで治療に向かっていただくことです。
治療方針、薬や検査などの治療内容、そして治療結果と今後について、しっかり理解していただくことで、患者様の受療意欲を高め、自らも治ろうとして治療に前向きに向っていく気持ちになること、これがとても重要なのです。
当院のインフォームド・コンセント
患者様一人あたりの予約時間が限られ、十分な説明がされないまま治療が進んでいくことは、残念ですが他の歯科医院ではよくあることです。
あいうら歯科医院では、時間がかかっても患者様に治療についてしっかり理解していただき、そして同意していただいた患者様にだけインプラント治療にすすんでいただいております。
十分な理解こそが、インプラントの成功と、さらに長持ちさせるために最も大切な事、と考えております。
QOL(クオリティー オブ ライフ)の向上を目指したインプラント治療
あいうら歯科医院では、インフォームドコンセントとともに、患者様にとっての「QOLの向上」を目指しています。
QOLとは…Quality of Lifeの略。「生活の質」と直訳されます。
ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指します。
つまり、不快に感じることを最大限に軽減し、どれだけ人間らしい・自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出せるか、ということを目指す医療の考え方のことです。
「QOL」の概念は,一人一人の患者様の側からとらえるべきもので、患者様がどれだけ満足できるか、という観点から見ることが大切です。
大きな医院ではできない、患者様ひとりひとりと向き合った治療を、当院は目指しております。
インプラントは、ほんとうに素晴らしい治療です。インプラント治療をした患者様からは、「本当にインプラントに決めて良かった」「食事が楽しい」「人前でも笑えるようになった」「噛めるので頭が冴えてきた」など、たくさんの喜びの声をいただいております。
「インプラントで多くの患者様の人生を幸せにしたい」というのが、インプラントに携わった当初から確固としてゆるぎのない、私の信念です。