骨結合の良いインプラント、カルシテックHAインプラント
あいうら歯科医院では、骨結合の良いインプラントを使用しています。
それは、カルシテックのHAインプラント、スクリュータイプです。
Zimmer社製インプラント Calcitek社(カルシテック社)製造。
とても信頼できるインプラントブランドのものです。
HAインプラント
HAとは…ハイドロキシアパタイトの略
HAは骨の無機質の大部分を占めるものです。HAは、骨誘導能といって、骨を呼び込む性質があります。
HAインプラントは、従来のチタン・インプラントの表面をハイドロキシアパタイトでコーティングしています。
インプラントの表面をHAでコーティングすることによって、 インプラントと骨の結合(=オッセオインテグレーション)を促進しようというのが、HAコーティングの狙いです。
Zimmer社独自のコーティング技術「MP-1」
先にも述べましたが、カルシテックインプラントは、アメリカのZimmer社製インプラントで、 Calcitek社(カルシテック社)が製造している、HAコーティングのインプラントです。
カルシテックインプラントの表面処理は、「MP-1」と呼ばれる新しいHAコーティング処理がなされています。 MP-1は、結晶構造を有したHAでのコーティングを実現した、Zimmer社独自のコーティング技術です。
HAコーティングは、超高温で行われるため、この時アパタイトが溶解してしまい、結晶を失いやすいのです。 結晶を失うと、ガラス質の燐酸カルシュウムという物質になってしまいます。
これはアパタイトとはいえませんし、「強固に骨と結合する」という特性も失います。
HAコーティングの全てがアパタイト結晶ではなく、メーカーよってはアパタイトが60%程しか残っていないものもあります。
しかし、「MP-1」HAコーティングがほどこされたカルシテックインプラントでは、
アパタイトの結晶率は97%まで高められ、他社のHAコーティングインプラントの結晶率より優位に高く、
信頼性のあるインプラントであります。
この高い結晶率の結果、HAコーティングの問題点であった剥離や吸収などの問題がほとんど報告されていません。
また、HAの溶着強度が強力で剥がれにいのも特徴のひとつであり、他社のHAコーティング技術とは一線を画しています。
日本人に多い骨が極端に痩せているケースや抜歯即時インプラントに最適で、近年日本で注目されているインプラントです。