入れ歯、ブリッジとの違い

インプラント、ブリッジ、入れ歯比較表

あなたが歯を失った時どうしますか?
治療法として、インプラント、ブリッジ、入れ歯があります。
ブリッジを選択すれば、大切な自分の歯を削らなければいけませんし、インプラントを選択すれば良く噛めますが、外科手術が必要となります。
それぞれを比較し説明していきましょう。

インプラント図説

【インプラント】
顎骨にチタン製の人工歯根を埋入し、人工歯を取り付けます。

インプラント図説

【ブリッジ】
両隣の健康な歯を削って土台を作り、橋渡しをするように人工歯をかぶせます。

インプラント図説

【入れ歯】
人工歯をつけたピンク色の床を乗せ、両隣の歯にバネをかけて安定させます。

  インプラント ブリッジ 入れ歯
噛む力 ほぼ天然歯と同じ 天然歯の60%程度 部分入れ歯 ⇒ 天然歯の30〜40%
総入れ歯 ⇒ 天然歯の10〜20%
使い心地 違和感なく使えます。
硬いものでもおいしくいただけます。
他の歯が健康な場合は特に問題なく使うことができます。 歯ぐきの部分と密着しているので使い始めに違和感があったり、発音しづらい場合があるかもしれません。
耐久性 長期間にわたって安定しています。15年くらいは使えると言われています。 歯ぐきの変化に合わせて作り直しが必要なことがあります。
7〜8年くらいの寿命であると言われています。
歯ぐきが変化するのに合わせて入れ歯が合わなくなるので、作り直す必要があります。
2〜3年と言われています。
他の歯への影響 他の歯は削りません。
単独での歯になります。
他の歯を削ったり支えが必要なので他の歯は負担が増加し弱りやすい。 入れ歯を支えるバネを他の歯にかけるので他の歯への負担があります。
保険の適用 健康保険は適用されません。 白い歯にする部分は保険適応されない事がありますので確認が必要です。 保険適応される物とされないものがあります。
通院回数 通院回数は多い。期間は6ヶ月程度かかります。 特に問題なければ2回〜5回程度。 4回〜5回程度
見た目 自然な仕上がりで良いです。 保険適応は銀歯(前歯はプラスチック)で、保険外ではハイブリッドやセラミックをいう選択できます。 他の歯にかける針金が見える場合があります。
顎の影響 歯を失った部分の骨が活性化するため、良い効果がある。 歯を失った部分の骨に力が加わらないためやせてしまう。 入れ歯を使えば使うほど顎の骨がやせる。
清潔 天然の歯と同じように歯を磨くことで清潔を保つことができる。 歯間ブラシを使用して清潔を保てることができるが、物が詰まることがある。 入れ歯をはずして洗浄することで清潔を保つ。